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弁護士による過払い金返還請求@銀座

Q&A

リボ払いでも過払い金は発生しますか?

  • 文責:所長 弁護士 岩崎友哉
  • 最終更新日:2024年8月22日

1 キャッシングであれば過払い金が発生する可能性がある

消費者金融からの借入れや、クレジットカードのキャッシングをした際に、返済方式としてリボ払いを選択していた場合には、過払い金が発生する可能性があります。

リボ払いによる返済は、借入金の分割返済の一種であり、借入金の返済であることに変わりはないので、一定の要件を満たす場合には過払い金が発生します。

2010年6月17日以前にキャッシングをリボ払いで返済していた場合には、過払い金の有無を調査する価値はあります。

なお、ショッピングのリボ払いについては、過払い金は発生しないので注意が必要です。

2 キャッシングのリボ払いで過払い金が発生するケースについて

過払い金は、利息制限法で定められた上限金利を超える利率で計算された利息を支払っていた場合に発生することがあります。

具体的には、2010年6月17日以前の借入に対して発生する可能性があります。

そのため、リボ払いであるか、一括返済であるかは、あまり関係がありません。

実務上は、大手消費者金融やクレジットカード会社のうち、利息制限法の上限を超える利率で貸し付けを行っていた会社は、2006年に利息制限法で定められた上限金利以下の金利に下げていることが多いです。

そのため、2006年以前にキャッシングをし、リボ払いで返済していた場合には過払い金が発生している可能性があるため、取引履歴を取得して過払い金の有無を調査する価値はあります。

なお、クレジットカード会社の返済方式はやや複雑であり、キャッシング一括払いとキャッシングリボ払いの2つの方式を併用していることがあります。

そして、リボ払いについては2006年以前であっても利息制限法の上限金利以下の金利を定めていることもありますので、返済の履歴を精査する必要があります。

いずれの場合においても、過払い金が発生する可能性があるのであれば、正確な状況を把握するため、取引履歴を取り寄せてみます。

取引履歴を見て、返済の際に、利息制限法の上限金利以上の利率で計算された利息を支払っていたことが判明した場合には、引き直し計算を行い、具体的な過払い金の金額の計算をします。

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